新生児向けの高級ベビー衣料ブランド「CELEC(セレク)」などで知られる老舗の子供服製造販売会社、フーセンウサギ(大阪市)が15日、大阪地裁に自己破産を申請 し、破産手続きの開始決定を受けました。
フーセンウサギは大阪市に本社を置く、老舗の子供服メーカー。1921年に創業し、CELEC(セレク)、richesse(リシェス)、pikku poika(ピックポイカ)、低プライスブランドcucco(クッコ)のほか、OLIVEdesOLIVE DOLLやナイキ等のライセンスブランドの子ども服の企画製造をおこなっていました。
負債総額は約30億円。代理人の弁護士が明らかにしたもの。2000年2月期には266億円あった売上高が少子化や他社との競争で業績不振に陥ったとのことです。
CELECのベビー服は高品質、日本製などで出産祝いにも重宝されていました。「うちの子も着ている!」というママ愛用者も多いのではないでしょうか。現在Webサイト等はすべて閉鎖されており、今後の商品の取扱については不明の状態です。
参考:
Sankei.biz
http://www.sankeibiz.jp/business/news/131016/bsc1310160503005-n1.htm